“I don’t know はダメ“というキャッチコピーが気を引く英語本、ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550。
コピーが気になりすぎて手にとってみたのですが、読んでみると紹介されるフレーズが実際役出しそうなだけでなく、外資系企業でのコミュニケーションする際の考え方を学ぶのにもよいと思いましたので紹介します。
海外経験が少ないけれど外資系企業などで働くのに役立ちそう、かつビジネス英語の勉強にもよさそうな内容を取り扱っており、はじめて外資系企業に入社するけどコミュニケーションが不安な人におすすめです!
また外資系企業などで仕事で英語を使うけれど、海外経験はあまり長くなくてきちんとやりとりできているか不安という人にも役立つ内容になっていますよ。
本の内容
この本は外資系コンサルタントとしてキャリアをスタートさせ、英語コミュニケーションが原因で仕事で成果を出せず。苦しみつつも試行錯誤の上でそれを克服し、外国人部下をまとめる立場になでなった著者が非ネイティブエリートが使うべき「即戦力英語」をまとめた本となっています。
著者の経歴と非ネイティブエリートという言葉から大分ハイキャリアの人向けかとも思えてしまいますが、特にマネジャークラスに限るようなものでなく、英語圏以外の出身で外資系企業など国際ビジネスの場で英語を使い仕事をする人、全員が役立てることができる内容になっています。
というのも、著者の実際の経験に基づいているため、紹介されているフレーズはビジネスの場で誰しも使う機会が出てくるであろう実践的なもののみ。英語を使ったビジネスの現場で実際に使えるものばかりでした。
ただ、紹介されているフレーズは同僚や上司・取引先などと上手く関係を作ったりきちんと主張をするためといった汎用的・一般的なものです。
近況の聞き方や自分の業務報告で上手くアピールする方法など・・。ビジネスのあらゆる場面で使いうる、上手にコミュニケーションをとるためによいフレーズです。
ビジネスの特定の場面で使うようなフレーズ – 例えば名刺交換の時はこう言うとか、 プレゼン方法が知りたいとかいう場合はこの本では紹介されません。そういったビジネス会話の言い方を知りたい場合は別のフレーズ集を探すようにしましょう。
おすすめのポイント
ここまででビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550 [ 岡田 兵吾 ]の概要を紹介しましたが、この本はどういうところがおすすめか紹介していきたいと思います。
英語コミュニケーションをとる時の考え方がわかる
「日本人はすぐ謝るが、海外では即謝るのはやめた方がいい」と一度は聞いたことがないでしょうか?この本では、そういった日本人がやりがちだけれど、海外ではよくないという例をまず紹介。その上でとるべきコミュニケーションの方法、使えるフレーズを紹介しています。
そのため、フレーズが役に立つことは勿論ですが、避けるべきコミュニケーションの取り方やネイティブにどう捉えらるか。また上手く国際ビジネスの場を渡り歩いている非ネイティブがどう対応しているかも学ぶことができます。
留学をしていたり、外資系企業などで働いていると自然に身についていく部分もありますが、こういった本で事前に学べるのは有難いもの。
実際に使えるフレーズは勿論、英語コミュニケーションの取り方・マインドを学ぶことができるのも本書の大きなメリットでしょう。
この本をおすすめしたい人
実際の詳しい内容は本書の中でぜひ実際に見てもらいたいですが、ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550は以下のような人にぜひおすすめです。
- はじめて外資系企業に入社する人、これから英語を使って仕事をする人
- 外国人に通用するマインドを身につけていきたい人
- 英語を仕事で使っているが、ネイティブから思ったような反応が返ってこないことがある人
もうバリバリ英語でネイティブとも渡り合えているよ!という人には本書の内容は当たり前のものばかりかもしれませんが、これから英語でのコミュニケーションを始める人はフレーズやコミュニケーションの姿勢を学ぶのにいいでしょう。
また、自分なりにネイティブとやりとりしているけれど、これでいいのか確認したい・改めて学びたいという人にもおすすめです。