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リスニング上級者を目指す!リスニング上達のコツと勉強法

リスニング勉強法・上級編ビジネス英語・学習法
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リスニング上達のコツでは、英語を聞き取れない理由と理由別の勉強方法を紹介しました。自分がそのリスニング学習を終えた頃にはTOEIC800点を超える位の実力を身につけることができましたが、英語リスニングはまだまだ奥が深いもの。

ここではリスニング中級〜上級者向けに、ネイティブが容赦なく話す英語スピードにも対応するためのコツと勉強方法を紹介します。

実践で求められるリスニング力とは

実践リスニング

英語の知識も十分、発音変化やリエゾンにももう慣れた。その状態まで勉強すると、TOEICや英検などの資格でも結構いい点数がとれると思います。

自分もTOEIC800点ほど取れるようになった時にはもう英語はものにできた!と思ったのですが、実際に海外旅行に行ったり英語ニュースを聞くと全然聞き取れないことがほとんど。実践で使えるまでには程遠いのを実感しました。

というのも、英語学習用の教材のリスニング音声は実は結構ゆっくりめ。ネイティブの話す英語はもっとスピードが早いんです。
かつ、英語教材の音声はかなり発音が綺麗なネイティブスピーカーが収録しています。
英語を使って交渉や議論するなどビジネスでバリバリ英語を使いたい場合には、ネイティブスピーカーのスピードについていけて。少し癖のあるような発音も聞き取れる必要があります

そこでこの記事では、英語中級レベルから上級にレベルアップする-ネイティブスピードの英語を聞き取る為の、リスニング上級者を目指す勉強法を紹介します。

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基本からリスニング上達するコツがまず知りたいという場合はこの記事をまず見てみてくださいね!

リスニング上達のコツと勉強法(はじめて〜中級者編)

上級者向けリスニング勉強法

リスニング上級者

リスニング上級者を目指すため更に英語力を伸ばしたいときにはただ聞き取るだけでない、少し難易度の高い勉強方法を取り入れてみましょう。

おすすめなのはディクテーションとシャドーイングという勉強法です。どうやって取り組めばよいか、まずは以下で確認してみましょう。

ディクテーションに挑戦しよう

リスニング上級を目指すために効果的な勉強法の一つが、ディクテーション英語をリスニングして、聞き取った内容を書き出すというものです。

ディクテーションに使う音声は手元にある、それまで使ったことのある教材からまず始めてみましょう。少しづつ音声を再生しながら聞こえてきた英語を書き出し、後ほど教材の文章と照らし合わせてみましょう。聞き取れたつもりでも細部を聞き逃していることがわかったりと、自分がどのくらい聞き取れているかはっきりチェックができます

書き取りをしなければいけないので少し大変ではありますが、ディクテーションを行うと自分のリスニングの精度をチェックできます。さらに、英語を正しく描き起こせるか(スペルがわかるか)などリスニング力以外の上達にも役立つメリットも。英語力を総合的に伸ばすことができるので、是非取り組んでみましょう。

なお教材はディクテーション用に作られた学習本、CD付 聞いて書きとる英語リスニング300問CD付 聞いて書きとる英語リスニング アドバンスを使うのもおすすめ。
短い文章がいくつも収録されているので書き取る際にいちいち音声を止める手間を省けて、ディクテーションに取り組みしやすいです。

自分がリスニング練習に使っているものディクテーションしてみて、慣れてきたら以下で紹介するような”実践的な”リスニング音声でのディクテーションにも挑戦してみましょう。

シャドーイングにも挑戦してみる

リスニング中級者がさらなる上達を目指すときおすすめしたいもう一つの勉強方法がシャドーイングです。

こちらはディクテーションとは違い、聞こえてきた英語をそのまま追いかけるように声に出して繰り返します。英語の音読をテキストを見ながらでなく、聞こえてきた英語を頼りに行う方法です。
こちらは発音の練習にもなるのでリスニングだけでなく、スピーキングにも効果が見込めます

書き取りをしなくてよい分、ディクテーションよりも手は疲れないのですがこちらも結構難しいです。

慣れないうちは細めに音声を止めながら行うとよいでしょう。普通の教材を使うと一時停止するタイミングが掴めなかったりもするので、[CD付]決定版 英語シャドーイング<入門編>【改訂新版】などシャドーイング自体を練習できる教材を使ってみてもいいでしょう。

教材は”実践的なもの”を選ぼう

リスニング教材

ここまではディクテーションやシャドーイングといった、リスニングをさらに上達させたい時に取り組むべき勉強方法を紹介しました。
ですが、他にもリスニング上級者におすすめしたい上達のコツがあります。

勉強方法を変える以外にリスニング上級者におすすめしたいのは、教材自体をレベルアップさせること

リスニング勉強を始めた際に使うような英語学習の教材や、ゆっくりめのスピードのものは大抵が学習用に作られたもの。それらではなく、英語ネイティブの人が普通に使うために作られている / 日常生活で使われているものを聞き取る練習をする方法です。

日常で話されるスピードや一般人の少し癖がある発音、英語学習用の教材では使われていない時事用語やスラングなどが入ることで難易度はアップ。その分リスニングするのも難しくなります。

幸いネットですぐ・無料で使えるものも豊富に揃っていますので、いくつかおすすめを紹介します。

アプリでリスニングを勉強する方法

英語学習アプリは山ほどあるのですが、実践的な英語素材が聞けるものとして個人的におすすめなのはTEDです。
リスニング上級を目指すための教材としておすすめな理由を紹介します。

TEDをダウンロードすると、ジャンルなどから興味のある講演を選び無料で聞くことができます。TEDでは様々なプレゼンターが自分たちのアイデアを紹介。その人の思うことといったゆるいテーマから社会問題についてまで、取り扱う内容も様々で興味のある話題が必ず見つけれると思います。
プレゼンターは著名人だけでなく一般人が多いですが、みな話が上手かつプレゼン資料も美しく見ていて飽きないものが多いです。

また、肝心のリスニングで言うと、講演ということでプレゼンターが聞き取りやすいように話すので、スピードは少しゆっくりめで聞き取りやすいです。

ただ、英語学習教材のようなプロが話すようなものでなく普通の人が話す英語が聞けて、内容も実践で使われるものなのでリスニング上級を目指す勉強の第一歩としておすすめです。

英語ニュースでリスニングを勉強する方法

次におすすめの上級向けリスニング勉強法は、英語ニュースを聞くこと。これは特に外資系企業などで仕事で英語を使いたい、ビジネス英語を勉強したい人におすすめです。

ニュースということでカジュアルすぎる表現は使われておらず、ビジネスの場でも使える英語ばかり。かつ時事ネタを英語で聞くことで雑談の引き出しも増やすことができます。
実際に英語圏で放送されているニュースを選べば、スピードも実際のネイティブが話すものとほぼ同じです。
またニュースだと記事1本の長さは1分から2分程度のものが多く、繰り返し聞くのに丁度いい長さ。リスニング練習にもぴったりです。

テレビだけでなくインターネットでも英語ニュースは気軽に見ることができるので、ぜひニュース英語のリスニングに挑戦してみましょう。

海外ドラマ・映画でリスニングを勉強する方法

ニュース英語ももう十分聞き取れるよ、という場合。さらにステップアップしたい時には海外ドラマや映画のリスニングに挑戦するのがよいと思います。

ネイティブ向けの素材である点は英語ニュースと同じではありますが、ニュースに比べて繰り返し聞き取りに挑戦するのが難しい。発音がニュースほど整っていないなど聞き取り難易度はさらにレベルアップします。

リスニングの難易度は上がりますが、英語ニュース同様に英語字幕をつけることができますし、ビジネス以外でも恋愛ドラマやSFなど様々なジャンルからリスニング教材を選び放題なのが嬉しいところ。自分の興味の持てるドラマを見つけられれば飽きずに取り組むこともできるでしょう。

なお、自分はNCISやCriminal mindなど犯罪捜査ドラマを見ていたので、ドラマで覚えた単語があっても仕事などでは全く活かせない羽目に・・。できれば興味が持てるのはもちろん、仕事や日常生活に活用できる内容のものを選ぶとよいと思います。
またアクションものは、会話が少なく爆音でセリフが聞き取れないーなどあるのでリスニング練習には避けたほうがいいかもしれません。

DVDを買う方法のほか、HuluやU NEXTといった動画配信サービスを使えばスマホで空き時間に見ることもできます。
興味を持って見れるドラマや映画を探して、リスニングに挑戦してみましょう。

海外ドラマまで不自由なくリスニングできるようになったら、ほとんどのネイティブの英語はまず問題なく聞き取れるはずです。

さらにステップアップとして次の”様々な英語”のリスニングにも馴染んでおけば、どんな英語であっても焦らずリスニングできるようになるでしょう。

色々な国の英語に慣れる

リスニングにも大分慣れてきたら挑戦して見たいのが、色々な国の英語を聞くこと。

英語を実際に仕事や他国の人とのコミュニケーションで使う際には、アメリカやイギリスといったザ・英語圏の人だけでなく、アジアやヨーロッパ出身の人とも英語でコミュニケーションをとる機会も多いです。

英語力は皆それぞれなのですが、中にはその人の母国語を話しているのか一瞬迷う位アクセントや発音が違って聞こえるなんて場合も。
かつ結構早いスピードで話していたりして、ネイティブの話す英語よりもずっと聞き取りづらいケースもたくさんあります。かつちょっと文法が間違っていたり・・。
個人的には最難関なのは非ネイティブが早く話す英語だと感じます

英語ネイティブすら聞き取りが難しい場合もあるので、完璧を目指す必要はないですが、上級レベルを狙えるまで行った場合にはぜひ色々な英語のリスニングにも挑戦してみましょう!
【音声DL付】「世界の英語」リスニングのような非ネイティブが英語を話す音声を集めた教材で聞いてみるのが一番効率がよいですが、youtubeで「try to speak English」などと検索してもノンネイティブの人が英語に挑戦している動画を見ることができると思います。