外資系転職の際は英語が苦手でも対策のしやすいTOEICを受けて、英語力をアピールできるようにしてから臨みましょう!留学経験なし・英語が苦手意識ありの外資ドリが対策している方法を教えるよ。
独学も可能!TOEICおすすめ対策方法
TOEICは有名なこともあり、対策本から個人の受験体験・試験情報などありとあらゆる情報を豊富に入手することができます。かつTOEICと言えば読み書きの能力を図る”リーディング&リスニング”テストを指すので自分1人でも対策をしやすいのもポイントです。独学でTOEICハイスコアを取得できたなんて話も珍しくありません。
外資ドリおすすめの勉強方法を紹介するので、ぜひ自分に合った方法でTOEICに挑戦してみよう!
TOEICリーディング&ライティングはどんなテスト?
TOEICテスト概要
●TOEICはこんなテストだ!
勉強を始める前に、まずどんなテストか概要を確認しておきましょう。
TOEICは国際ビジネスコミュニケーション協会という団体が主催しており、ビジネスの場の英語コミュニケーション能力を図るテストです。受験者の英語力を1〜990点までのスコアでスコアリングしてビジネス英語の能力を示します。
TOEICでは2時間ほどかけてビジネス英語を「読む」「聞く」能力を測ります。「読む」能力はリスニングセクションといい、始めの45分でテストを行います。テスト会場で流される英語音声を聞いて正しい答えを選ぶ方式です。英語音声には癖のない、綺麗な英語が使われるのできちんと対策すれば必ず聞き取れるようになりますよ。
「聞く」能力のテストはリーディングセクションと呼ばれ、配布されるテスト用紙を読み正しい答えを選んでいきます。リーディングはかなり多い分量なので素早く回答していくことが求められます。
●TOEIC出題形式と内容
では、具体的にどのような内容が出題されるのか?以下のような形式でTOEICリスニングとリーディングは出題されます。
リスニングセクション(全100問)
Part1 | 写真描写問題 6問 音声を聞き、テスト用紙に書いてある写真の内容に最も合う文章を選択肢から選ぶ |
Part2 | 応答問題 25問 音声を聞き質問に合う答えを選択肢から選ぶ |
Part3 | 会話問題 39問 会話を聞き、会話に合う内容を選ぶ。テスト用紙の情報と関連させ判断する必要がある場合もある |
Part4 | 説明文問題 30問 少し長めの音声を聞き、合う内容を選ぶ。テスト用紙の情報と関連させ判断する必要がある場合もある |
リーディングセクション(全100問)
Part5 | 短文穴埋め問題 30問 短文の抜けている部分に合う選択肢を選ぶ |
Part6 | 長文穴埋め問題 16問 長文の抜けている部分に合う選択肢を選ぶ |
Part7 | 1つの文書を読み答える問題 29問 複数の文書から判断する問題 25問 提示されつ文章を読み、ふさわしい答えを選ぶ。文章に書かれている内容を選ぶものから、抜けている語句を選ぶものなどがある |
色々な形式の問題がありますが、リスニングにははっきりと発音される割と聞き取りやすい英語音声が使われるので、ある程度のレベルが聞き取れるようになれば簡単に回答できると思います。
リーディングに関しては内容を理解できるようになるのはもちろん、文章を早く読み素早く回答して最後まで回答できるかがポイントになります。
公式サイトでTOEICの問題例が紹介されているので是非見てみよう。
TOEIC公式サイト
外資系転職で目指すべきTOEICのスコア
では、TOEICがどんなテストかわかったら、次は自分がどの位のスコアを目指せばよいか確認してみましょう。実はTOEICではレベル別評価の一覧表というできることの目安となる情報は公開されているものの、どのレベルだと外資系企業に入社できるかなどは公表していません。外資系企業でも、会社や仕事によって求める英語力がまちまちなので一概に言えないせいでしょう。ですが、外資ドリが色々な情報や求人を見てきた限りでは以下が大体の目安かと思います。
TOEICスコア | 期待するビジネス英語のレベル |
595点以下 | 挨拶など日常会話レベル。TOEIC受験し英語を勉強しているのは歓迎されるが、英語を使わない業務むけ |
600点〜695点 | 仕事で英語を使うが書類やメール・チャットなど読み書き中心ですむ位の業務 |
700点〜(企業によっては750点〜) | 英語で電話会議への参加・出張など幅広い業務を英語で行うことができる |
850点〜 | 複雑な内容のやりとりも1人で、英語で対応できる 平社員でも独り立ちしてしっかり業務を任されるにはこの位のレベルが必要。 また、マネージャーとして入社or昇進を目指すなら最低これくらい必要かつ口頭(スピーキング)で交渉や英語のやり取りができないと厳しい。 |
900点〜 | 英語を使って、どんな場面でも支障なく職務をこなしていける |
中には英語不要の仕事もあり、英語が苦手でも外資系企業で働いている人もいますが外資系企業に転職して英語も使って仕事をしたい場合は750点以上を目指すといいと思います。
独学で高得点をとる人もいるし、よい学習サービスもあるのできちんと対策すればハイスコアも夢ではないよ!
これから外資ドリおすすめの対策方法を紹介するよ。
はじめはまず英単語を覚えよう!
わからない英単語が多いと問題を解くのも聞くのも難しくなるもの。そこで、初めてTOEICの勉強をする場合はまずよく出題される英単語を覚えることから始めるのがおすすめです。TOEICによく出る単語を収録している単語帳を使って、英単語のバラエティを増やしましょう。
例文とともに覚えられる単語帳。音声もダウンロードできるので
リスニング対策も見据えつつ単語を覚えられる。
単語を覚えつつリスニングや長文読解にも一緒に慣れることができる。
リスニングは毎日コツコツがおすすめ
英語なんて聞き取れないよ!という人にも、さらなるスコアアップを図りたい人も。リスニングは毎日コツコツ取り組むのがおすすめです。まずはテキストを読んで楽に理解できる難易度の英文を、少しづつでいいので毎日英語を聞くようにしましょう。自分に合うレベルの本を一通り勉強し終わったら、もう少し難しい本に取り組んでみる・・を繰り返しTOEICのリスニング音声が聞き取れるまで徐々にレベルアップしていきましょう。
少しづつでも確実にリスニング力がつきます。
問題形式や解き方に慣れるのはもちろん、繰り返し復習すれば聞き取りの練習にも。
なお、TOEIC公式サイトの音声を聞いてみて簡単そうだなと思った場合はリスニング専用に対策はしなくてもいいかもしれません。のちに紹介する長文読解の対策でCD付きの本を選び、英語を聞き取る練習も一緒にしてしまいましょう。
文法を勉強して穴埋め問題対策を
TOEICには文章に当てはまる言葉を選ぶ「穴埋め問題」セクションがありますが、英語の文法がわからないと埋められない問題が出て来ます。
穴埋め問題の対策には、TOEIC専用の文法本のほか中学・高校で習う英文法のテキストが参考になりました。個人的には文法の勉強が一番退屈だったので、飽きずに続けられそうなものを選ぶのがポイントかと思います。
解説を流し読みしつつとにかく解き進めていってパターンを”体得”してしまうのも手かと思います。
ではありますが、TOEICの文法問題にもしっかり役に立ちます。
長文問題は単語とリスニング対策を兼ねるのもアリ
長文問題については文法に関わるような穴埋め問題が出るときもありますが、基本は「ビジネスに関する文章を早く、苦なく読むことができる」ことを目指しましょう。
長文を読むのに慣れるとともに単語やリスニングの対策もできる本がおすすめです。以下のような本で長文読解力を磨きつつ、模試を何度か解いてTOEICの問題の解き方をマスターすればいいでしょう。
CDつきでリスニング対策にもなるのでおすすめ。
速読速聴シリーズはいくつか出ているので自分のレベルにあったものを選んでみよう。
特にリーディングは時間が足りなくなる場合が多いので
リーディングの問題や時間配分に慣れておきたい人におすすめ。
模試を解いて問題形式と時間配分に慣れよう
単語力や文法はもうできるという人は対策せず受験してもいいのかもしれませんが、TOEIC独学をするにあたり、TOEICの練習問題をぜひ解いて問題形式に慣れておきましょう。実際の問題形式を再現した模試が販売されているので、2回分以上は収録されているものを1冊購入。問題を解いてTOEICの問題形式と時間配分に慣れるようにしましょう。
外資ドリのおすすめは3回分模試が収録されているもの。TOEIC対策を始める時にまず1回解いてみて実力を確認。上手くできなかったところを中心に単語や文法を勉強してからもう1回。さらにTOEIC直前にもう1度模試を解いてリーディングをできるだけ多く解けるようにペースを最終確認するといいと思います。
TOEICの問題より少し難しいと思うのですが、少し難しい問題に慣れておくと
その分TOEIC本番で力を発揮しやすくなるのでおすすめ。
本番の予行練習にぴったり。
ある程度のスコアがとれるようになってからは、外資ドリは独学で済ませることが多いです。でも確実にTOEICスコアを上げたい・短期間でスコアアップしたいという場合は英語学習サービスの利用もオススメです。
効率よくスコアアップを狙うなら英語学習サービスを活用しよう
ビジネス英語といえばTOEIC!ということもあり、TOEIC対策をするための講座は色々な会社からたくさん用意されています。その中からおすすめのスクールを紹介します。
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