海外ドラマでビジネス英語を勉強するときは、SUITS:ジェシカ・ピアソンがおすすめ。ビジネス英会話からニュース理解に役立つ語彙力を増やしたり、リスニング練習までドラマを楽しみながら英語学習することができます。
実際にドラマを見て感じた英語学習に役立つポイントと、おすすめの学習方法を紹介します。
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*配信状況は2021年3月現在の情報です。最新の配信情報はU-NEXTサイトで確認してください。
SUITS:ジェシカ・ピアソンとは
SUITS:ジェシカ・ピアソンは、大ヒットした海外ドラマであるSUITS(スーツ)のスピンオフ作品。シカゴの市役所でフィクサー（様々な問題の解決に向け調整する）として働くことになった主人公ジェシカの活躍を描くドラマです。
スピンオフ元のSUITS同様リーガル・ドラマというジャンルなのですが、法廷シーンはほぼ皆無。ジェシカと上司であるシカゴ市長、同僚や家族との会話シーンを中心に描きながら、社会問題を絡めたストーリーが展開されていきます。
人気ドラマシリーズのスピンオフということもありドラマも面白く、楽しみつつビジネス英語の勉強に活用することができるドラマです。
そんなジェシカ・ピアソンがビジネス英語の勉強に活用できる理由と、おすすめの勉強方法をこの記事では紹介します。
ビジネス英語学習におすすめの理由
制作は1シーズンのみの海外ドラマではあるものの、ドラマを楽しみながらビジネス英語のリスニングやフレーズを学べるSUITS:ジェシカ・ピアソン。
ただ面白いだけではなく、ビジネス英語学習に役立つポイントが4つあります。実際にドラマを見て英語の勉強をしてみてわかった英語の勉強に活用できるポイントを紹介します。
オフィスでの会話が多く含まれている
SUITS:ジェシカ・ピアソンの舞台は市役所と一般の企業ではないものの、交わされる英会話の内容はビジネスで使われるようなものばかり。特に公共事業を受託する業者などを相手とした交渉をする場面に多いので、ビジネスの場で使える英語表現を身につけるのに役立ちます。
上司から部下への指示出し場面が多くある
また、ジェシカ・ピアソンのビジネス英会話シーンで特に勉強に役立つのが、上司と部下の間でのやりとりの場面がよく見られることです。
主人公ジェシカはSUITSにも登場していたキャラクターでベテランなのですが、このドラマでは市役所に雇われてすぐという設定。
自分のボスや似たキャリアを持つ同僚、アシスタントらと仕事の進め方をどうするとか、ルールはどうするなど指示を出したり受けるシーンが多く出てきて、かつそれがしっかりと描写されます。
仕事配分を決めるとか、進め方のルールを設けるとか・・。転職するとこういう場面、絶対に必要になるよねというシーンを見ることができます。特に転職控えている場合などはジェシカ・ピアソンを見て勉強をするといいかもしれません。
ニュース英語にも触れることができる
また、他におすすめしたいポイントとしては、職場がシカゴの市役所であることから主人公ジェシカは行政サービスの一貫に関わる仕事をします。そこで都市開発や住宅問題などの社会問題がドラマに出てくるため、ニュースで使われるような単語も登場してきます。
海外スタッフと話す時など、国際的に話題になっている時事ネタも雑談に役立つものです。（いくらニュースになっていてもビジネス上の関係では宗教など避けた方が良い話題はありますが・・）
ドラマを楽しみつつ、ニュース英語にも触れることができるのもビジネス英語力をアップさせるのに役立つでしょう。
10話完結で繰り返し学習におすすめ
SUITS:ジェシカ・ピアソンは10話で完結。2021年3月現在では続編の制作は計画されていないようです。
ですので見れるのはこの10話のみなのですが、英語フレーズなどの知識を定着させるには繰り返し同じ表現を見聞きしたりするのがおすすめ。話数が多すぎないのは、英語学習の視点からすると大きなメリットです。
続きがあるとどうしても気になって次のストーリーを見てしまいがちですが、ジェシカ・ピアソンは10話のみなので完結まで見終わるのにもそこまで時間はかかりません。10話で終わってしまったのは打ち切りだったようですが、人気ドラマSUITSのスピンオフで製作陣が同じというだけあって面白さは抜群。(区切りよく完結させるためにか、ストーリー途中から少し駆け足で内容が進んでいるような気はしますが)
何十話も続くようなドラマと違い、続きが気になってもすぐ見終わることができ、そのあと集中して1話1話、手をかけて勉強していくことができます。
10話だけしかない特徴を活かし、以下で紹介する勉強方法でじっくり・繰り返し勉強してビジネス英語を身につけていきましょう。
おすすめビジネス英語勉強法
ビジネス英語の勉強におすすめなSUITS:ジェシカ・ピアソンですが、ドラマを独占配信しているU-NEXTでは英語字幕を見ることができません。
ですが上司や部下とのやりとりも多く、ニュース英語も少し学べることもありビジネス英語の勉強におすすめの海外ドラマです。
以下で紹介するように、日本語字幕とスクリプトを上手に使ってビジネス英語を勉強していきましょう。
最初に日本語字幕で内容を把握する
SUITS:ジェシカ・ピアソンでビジネス英語を勉強するときには、最初はまず英語音声のドラマを、日本語字幕を表示させた状態で見るようにしましょう。
可能であれば英語を聞き取るようにしながら見るとよいと思いますが、普通にドラマを楽しみながら見てしまって大丈夫です。ストーリーの流れや、登場人物がどんな内容のことを言っているか把握できればOKです。
少し難しめの単語が出てくるのと、ひそひそ話すような場面も出てくるのでTOEIC800点後半はもう取ってるとかリスニングが得意という人を除き、最初から聞き取りを必死にする必要はないでしょう。
スクリプトで英語テキストを確認する
英語音声に日本語字幕をつけてドラマを見終わったら、どんな英語がドラマ中で使われていたのか・実際に何と言っていたかを確認しましょう。SUITS:ジェシカ・ピアソンを独占配信しているU-NEXTでは残念ながら英語字幕がないので、ネットで「スクリプト」というドラマのセリフを書き下ろしたテキストを入手するといいです。
SUITS:ジェシカ・ピアソンの英語ドラマタイトル”Peason”と一緒に”subtitles”や”script” “episode 1″などと検索すると、ドラマに出てきたセリフのテキストをサイトで見れたりダウンロードできるページを探すことができます。
そうして見つけたサイトからスクリプトを入手して、ドラマに出てきたセリフを確認。リスニングに挑戦しながらドラマを見ていた場合は聞き逃した部分を確認したり、テキストを読んでみてわからない単語やフレーズがあったら意味を調べてメモしておきましょう。
スクリプトを使って、ドラマに出てくる英語の勉強をし終わったら次のステップとしてもう一度ドラマを見てみましょう。
ドラマをもう一度、勉強しながら見る
スクリプトを勉強し終わったら、もう1回、英語音声で勉強したエピソードのドラマを見るのがおすすめ。
今回はセリフのリスニングに挑戦したり、日本語字幕を見ながらスクリプトに出てきていたわからない単語がどうやって訳されているか・使われているかを確認しましょう。
リスニングについては、聞き取りが難しいシーンもたくさんあると思うので再生スピードを遅くするなど調整しながら・スクリプトと見比べながら聞き取りに挑戦するのがおすすめです。
またシャドーイングやディクテーションに挑戦してみるのもいいと思います。
単語の語彙を増やしたいという場合は、スクリプトで調べた単語やフレーズがどう使われているかドラマのシーンの流れで確認。また、日本語字幕ではドラマに沿った自然な内容になるように意訳されているので、日本語字幕を表示させて訳し方を確認するのも面白いと思います。
繰り返しドラマを見る
日本語字幕でドラマを見て、スクリプトで勉強しもう一度ドラマを見て復習。ここまで終わらせるだけでも新しい知識を身につけたりリスニング力を鍛えることができるると思いますが、そこで終わらせずに繰り返しエピソードを見るようにするのがおすすめです。
新しく覚えた語彙は触れる機会が多いほど知識が定着しますし、英語リスニングに関しては何度か練習すればリスニング力を鍛えることができ、徐々に英語を聞き取れるスピードなどを底上げしていくことができると思います。
U-NEXTではアプリに作品を一度ダウンロードしておけばドラマをスマホに保存できるので、外出先でもすぐにドラマを見ることができます。
むやみに色々な海外ドラマに手を出すよりも、これと決めたものを繰り返し学習して確実にビジネス英語をものにしていきましょう。
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