外資系企業に入社した場合、多くの人が経験することになるだろう英語でのウェブ会議。オンラインで、また電話のみで行うことからリスニングやスピーキング力が必要になるため英語が苦手な場合は気が抜けない業務になります。
こればっかりは英語力をあげなくては・・と思いつつも、外資ドリはいくつか会議を乗り切るために役立つコツを使いつつ凌いできました。この記事では英語会議を乗り切るための方法を紹介します。
英語のオンライン会議を乗り切る!覚えておきたいコツ4つ
オンライン会議に対応するにはスピーキング&リスニング力をしっかり鍛えるのが前提になりますが、なるべくスムーズにコミュニケーションするために外資ドリが身につけてきた小技がいくつかあります。
是非見てみて、英語のウェブ会議を乗り切るのに役立ててみてください。
短く、聞き返す方法を覚える
ビジネス英語のフレーズでも聞き返す方法は色々紹介されていますが、考えずにパッと口にできて・短い・かつ簡単な言葉を使っている聞き返し方をマスターするとよいです。電話会議は会話と同様、テンポが大事。聞き取れなかった!と焦ってる時でもすぐ口にできるフレーズを身につけておきましょう。短い聞き返し方は以下のようなものがあります。
短い聞き返しフレーズ:「何て言いました?」
Sorry?
Excuse me?
※両方とも語尾をあげていいましょう!
このフレーズを言えれば、まず間違いなく直前に話していたことは繰り返してもらえます。もし直前の一言に限らず全体的に繰り替えしてもらいたい等々あれば、
Sorry? Would you repeat that explanation again? (説明をもう一度聞かせてもらえませんか?)
など続けてもう一度聞きたい部分も伝えるとよいでしょう。
ちなみに外資ドリはSorry?をよ使ってます。短く簡単で言いやすいし、バリバリ日本人思考の自分としては聞き逃してごめんね感も出せる気がしていて罪悪感なく使えます・・。
(実際には謝るニュアンスはさほど含まれず、ただ聞き返すだけですが)
間を繋ぐ言葉を覚えておき、黙りこまない
自分が話すタイミングでなんて言ったらいいかわからない!なんて時。取りあえずその状況を伝えられるフレーズをいくつか身につけておくとよいです。とにかく会議の場で長時間黙りこくってしまうことがないようにしましょう。
間を繋ぐような言葉は以下のようなものがおすすめです。以下のフレーズを(必要に応じゆっくりと)言いつつ、話す言葉をさがすとよいーと思います。
ちょっとの間だけ考える時間が欲しい時:「えっとね・・」という意味の言葉
Let me see…
Well, … / Hum, … / Uhm..
どう説明したらよいかわからないと伝える時:「何ていったらよいか・・」という意味のフレーズ
I don’t know what to say…
How can I say?
こういったフレーズを使って場を繋ぎながら言うことを考えて、会話をスムーズに繋げられるようにしましょう。
また話したいけどうまく説明できないーなんて時は、開き直ってチャットやメールで資料や画像を送ったりなどしてしまうのも手です。数字のグラフなり、見せた方がわかりやすいならば遠慮なく別の手段も使って打ち合わせを止めないようにしましょう。
英語に耳を慣れさせておく
英語の聞き取りはまだ自信がない・・という場合は英語の電話会議の前に一度英語に耳を鳴らしておくのがおすすめです。おすすめは休憩をとる時などにオンライン会議で聞くことになる英語より難易度が高い英語素材をリスニングすること。Youtubeでも何でもOKですが、英語ネイティブの人が早口で話す動画や音声などを選んで聞いてみましょう。耳を慣らしておけるのと、個人的には「さっきより簡単な英語」だと安心できます。
ただし必死に聞こうとして疲れた状態で参加するのは逆効果なのでやりすぎにはご注意を。また続けて英語を聞くと余計集中できないなんて時は、朝出勤のときに少し聞いておくだけでも聞き取りやすさが違ってくるはずです。
通信環境のよい、静かな環境を確保する
これは小技というか環境の話になりますが・・。オンライン会議の音声を途切れず・高品質で・邪魔の入らず聞ける場所や体制を確保しましょう。リスニングに自信がない場合は音声のクリアさは特に死活問題。聞き取りやすさが全然違ってくるので、PCのスペックにもよりますがヘッドセットを使い通信環境のよい場所で参加するといいでしょう。PCのスピーカーを使うと音割れしたりするし、PCに接近しないと話した内容が届かないなんてこともあるのでおすすめです。
また周りの音がなるべく聞こえない場所が良いので、オフィスで参加する場合は会議室を確保しそこから参加したり、自宅から参加する場合は静かな部屋でウェブ会議に臨みましょう。
いかがでしたか?外資ドリも働きながら英語の勉強を続けつつ、これらのコツを使いつつ慣れていくことで今は問題なく英語会議を乗り越えられるようになってます。
英語の電話会議は苦手・・という人も、こういったコツを使ってぜひ挑戦をしてみてください!
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