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はじめての外資系転職でも大丈夫!履歴書・職務経歴書作成のポイント

外資系むけ応募書類作成のコツ外資系転職
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転職するときに提出する応募書類。外資系企業に転職をする際は履歴書と職務経歴書に加え、英語の職務経歴書である「レジュメ」も提出を求められる場合があります。

この応募書類は企業の選考に使われるのはもちろん、転職エージェントが案内する求人を選ぶ際にも使われたりと、外資系転職でかなり重要な役割を占めます。特に留学経験がなかったり・外資系企業が初めてという場合は求人で求められているレベルの英語に対応できるか応募書類でアピールするのが大事です。
この記事では留学経験のない外資ドリがはじめて外資系企業にどうやって応募書類を準備したか・英語の自信がない部分もありつつどう英語力をアピールしたかを紹介します。

ちなみに、外資系企業で働くのに必要な英語力がどのくらいか知りたい人は以下の記事を見てみよう。

では次から、外資系企業転職のための応募書類を作る時のポイントを説明していきます!

応募書類を作成する順番

まずは日本語の応募書類から作成しよう

外資系企業への転職活動といっても、英語が苦手な人は特にまず最初に日本語の応募書類を準備することから始めるのがおすすめです。

英語レジュメは必要項目を無駄なくコンパクトにまとめて作る必要があるので、まず日本語の履歴書と職務経歴書の2種類を作成。そこから必要な項目を抜粋して英語レジュメにまとめると作りやすいと思います。

また、英語レジュメは求人によって提出不要な場合もあるので、日本語の履歴書や職務経歴などを準備しておけば転職エージェントや転職サイトへの登録を先にすませておき、面談日程の調整などを進めつつ英語レジュメを準備することもできます。そのため日本語の応募書類を先に準備する方が転職活動をスムーズに進めることができます。

提出しなくてもいい場合もあるとはいえ、英語レジュメは作っておこう。まずは履歴書の作成ポイントから説明します!

履歴書の書き方

ここからは応募書類ごとに外資系向けに押さえておきたいポイントを説明していきます。まずは「履歴書」の作り方のポイントをチェックしましょう。

履歴書というと、アルバイトの応募や新卒時の就活などで作成したものを連想する人も多いかと思います。基本、外資系企業への転職でも履歴書は名前・住所や自分の学歴を企業へ知らせるためのものになります。ただ、外資系企業向けのいくつかのポイントを押さえた上で作成するのがおすすめです。

外資系企業にはPCで作成がおすすめ

中途採用に使われる場合であっても、履歴書は手書きの方が気持ちがこもっている・丁寧さが伝わるなどと考える人もいるようです。ただし、個人的には外資系企業についてはあまり評価に繋がらないのではないかと思います。外資系企業に入社してみて上司や同僚の様子を見ていると、むしろ手書きなんて効率の悪そうと感じる人の方が多そうだと感じます。

PCで作れば手直ししやすいなど効率もいいですし、メールなどで応募書類をやり取りする時にも便利なのでパソコンで作成するのをお勧めします。

履歴書のフォーマットは転職サイトなどでダウンロードできるよ。いくつか見比べて見て、気に入ったものをダウンロードして書いてみよう。
特に転職エージェントや企業から指定がなければ記載したい項目が多いところは広くするなど、自分の経歴をアピールしやすいようアレンジするのがおすすめ。

細かな書き方は転職サイトも参考にしつつ入力していくと書けると思うけれど、外資系転職では以下を気をつけるといいと思うよ!

経歴部分は事実を淡々と書こう

転職でもアルバイトなどの履歴書と同様、名前・現住所や学歴を記します。社歴には過去働いていた会社や現在働いている会社の入社・退社歴を書きます。この部分は事実を淡々と書きましょう。
なお留学して海外のスクールに通学した経験は「資格」欄に書いても良さそうですが、より目立つよう学歴に書いておいてもいいかもしれません。留学経験のない外資ドリは残念ながらやったことがないですが・・。
なお、退社理由は面接で聞かれることが多いですが、履歴書には「自己都合か会社都合か」位を書く程度で問題ありません。

資格とその他は、英語に対応できるアピールに使おう

履歴書を書くときに一番力を入れてほしいのが「資格」と「その他」。留学経験もなく外資系企業に挑戦する場合は何らかの英語力アピールを入れておくといいです
資格欄にTOEICの点数を書ければベストですが、「いま英会話スクールで勉強中」「英語メールの対応をしたことがある」など英語を使った経験があればその他欄に書いてアピールしておきましょう
また自分の職種のスキルをアピールできる資格など、仕事内容でもアピールできる資格があればそれも勿論書きましょう。

TOEICでどのくらいの点数を取ればよいか、またその勉強方法については以下の記事を参考にしてみてね!

志望動機は複数社に提出できる内容を書いておく

履歴書のフォーマットによっては志望動機を書く欄があります。この志望動機には、外資ドリは転職活動をしている理由を書くことが多いです。
というのも、転職エージェントを通して応募する時は複数社へ同時に応募手続きをしてくれることがあるのですが基本、面談時に提出してある応募書類がそのまま使われます。(提出前にそれで問題ないか確認はしてもらえます)

もちろん1社1社志望動機をかき分けて提出してもいいと思うのですが、英語を使った仕事がしたい・自分のスキルをより活かせるポジションにつきたいなどの転職理由を書いておけばよりスピーディーに応募手続きをお願いすることができます

志望動機は書類選考を追加して面接になった時に伝える機会があるので、書類提出の段階では転職する理由を書くのがおすすめです。

ちなみに外資ドリは自分で直接企業に応募するときや、ここぞ!という場面ではエージェントに頼んで応募する企業だけの志望動機に書き換えた書類を提出するようにしていたよ。

職務経歴書の書き方

履歴書の作成が終わったら、職務経歴書を作成しましょう。簡単に作成できる作成サービスもあるので上手く活用をしつつ自分の経歴を最大限アピールできるものに更新していくのがおすすめです。

経歴書作成ツールやテンプレートを使うと楽に作成できる

職務経歴書については、様々な転職サイトが作成ツールやテンプレートを無料で公開しています。特に自分で過去に作ったフォーマットがなく一から作成する場合は、ぜひ経歴書作成ツールを活用して効率よく経歴書を作りましょう。まずツールやテンプレートを使って職務経歴書を作っておき、転職エージェントのアドバイスを受けたり転職活動する中で自分で書き換えたいと思ったところを更新していけばオリジナリティのある職務経歴書を作り上げていくことができます。

作成ルーツは外資系やハイクラス企業の求人にも対応している転職エージェントのサイトで探すのがおすすめ。
リクルートエージェント

日本語の職務経歴書は経歴やスキルのアピールが最優先

外資系企業への応募であっても、職務経歴書で最優先すべきは日本企業への転職と同様「募集求人の仕事を行う能力があるか」をアピールすることが一番重要

応募する求人に活かせる経歴を積んできていること・スキルがあることが伝わるように職務経歴をまとめていくといいでしょう。転職サイトで紹介されているテンプレートには「経年別」「職務別」といったいくつかのパターンがありますが自分の書きやすい・アピールしやすいものを選べば問題ないです。

外資系の勤務経験がないなら英語力アピール欄を足してみよう

外資系転職向けに職務経歴書を書く場合アレンジした方がよいものとして、個人的には、もし外資系企業での勤務経験がないなら職務経歴書に英語力について書く欄を設けるといいと思います。

履歴書で英語力アピールをするのがおすすめと書きましたが、外資ドリは採用企業も転職エージェントも職務経歴書を重点的にチェックすることが多いようなので見逃されないように職務経歴書にも英語力に関して記載をするようにしていました。経歴書には会社名も書くのが一般的なので外資系企業に務めた経験があれば英語も対応できると判断される場合が多いのですが、そうでない場合はTOEICの点数だけでも書いておきましょう。

英語レジュメの準備をしよう

日本語の履歴書と職務経歴書の準備が終わったら、次はいよいよ外資系企業特有の「英語レジュメ」作成にとりかかりましょう。ここではまず英語レジュメとはどんなものか・おすすめの作成方法を紹介します。

そもそも英語レジュメってどんなもの?

英語レジュメと聞いて、英語で何か書くのはわかったけれどそもそも何のことかわからないという人も多いのでは?外資ドリは外資系企業に転職活動する前は、レジュメといえば大学の授業で配られるプリントしか思い浮かびませんでした。

外資系転職でいう英語レジュメとは、履歴書に職務経歴書と同様の内容をA4 1ページの書類にまとめた英語版の応募書類と考えるといいと思います。まとまりきらない場合はA4書類2ページになっても問題ないようですが、1ページで収めるのが理想です。

日本語の履歴書と職務経歴書で4ページなのに1枚にまとめるなんて無理!と思うかもしれないけど、まとめ方・作り方を以下で紹介していくよ。
ちなみに外資ドリはいつもPC(Word)で作成しています。

必要な項目はカバーしつつ文章は短く、シンプルかつ見やすくまとめていくのがポイントになります!

英語レジュメの記載項目

日本語で書いた履歴書と職務経歴書の内容を基本A4 1〜2ページでカバーしないといけない英語レジュメですが、その分記載する項目は日本語に比べると少なめです。以下の項目をWordなどで、できる限り1ページの書類にまとめましょう。

英語レジュメ記載項目1: 自分の基本情報

NAME / eMail, SNS

まず英語レジュメの一番最初には「自分の名前」と「連絡先」を書くようにしましょう。直接応募している場合を除きレジュメに連絡先を書いたとしても使われることはまずないはずなので、連絡先には自分のメールアドレスを書く程度でもいいかと思います。LinkedInなどビジネス人脈向けに使っているSNSがあれば合わせて書いてもいいでしょう。

転職エージェントを通して応募している場合は直接連絡来ることもないはずなので、最低限でもいいかと思います。

英語レジュメ記載項目2: 希望職種もしくはキャリア概要

Objectives / Summary

自分の基本情報の次には「自分がどの職種で活躍できるのか」のようなものを書きます。ようなもの、としたのは色々な英語レジュメを見ているとこの項目をObjectivesとしてみたり、Summaryと書いているレジュメがあったりと書く人によって題名のつけ方が違っているためです。

「自分の営業経験や交渉力を活かせる営業ポジションを探している」という書き方にする場合はObjectivesを、「自分はこういったキャリアを積んできてどんなスキルを生かして活躍してきたか」を載せる場合はSummaryと題名をつけましょう。

Summaryにすると日本語の職務経歴書の最初に書いている経歴概略を英語になおせばそのまま使えるよ。

英語レジュメ記載項目3: スキル・資格など

Skill / Qualifications

希望職種やキャリア略歴のあとは人によって順番を変えていいと思いますが、3つ目にはスキルもしくは資格などを載せるのがおすすめです。スキルや資格はある程度短めに記載できるので一番記載量が多くなるであろう職務経歴の前に乗せた方が目を通してもらえるはずだからです。

Skillには応募する職種に活かせるPCスキルやプログラミングスキル、Qualificationsには英語の資格など業務に活かせる資格を記載しましょう。

英語レジュメ記載項目4: 職務経歴

Experience / Work Experience

スキルや資格を書いた後には職務経歴を載せるのがおすすめです。英語でレジュメでメインになる部分なので経歴アピールをできるようにしっかり気合いを入れて書きましょう。

とはいえ、基本は日本語の職務経歴書に書いたものと同様の内容を書けば大丈夫なのですが、いくつかポイントを押さえておきましょう。

役職名は仕事内容がわかるものを書く

日本企業にいると特に平社員の場合は、特に自分の職種を表すような役職名はもらえない場合が多いと思います。名詞にも「第2営業部」とか「経理部」とか所属部署が描かれるのみという人も多いのでは。でも英語レジュメの経歴書には、所属企業と所属期間だけでなく自分の役職名を書くのが一般的です。

外資系企業に入ると、平社員でも「Account specialist」とか役職名をつけてもらえる場合が多いのですが、特になかったよ!という場合は自分でつけてしまいましょう。名刺に書いていなかろうが、自分が行なっている仕事を的確に表していれば問題ありません。

例えば役職が「主任」の場合は、
・部下の管理も役職に含む場合は「Team Leader / Group Leader」などマネジメントをしてたことがわかるようにする。
・もし部下なしで経験年数が長いから主任になって仕事しているという場合は「Senior Staff」と書くなど自分の仕事内容を表すように訳そう。

職務内容にはなるべく実績を絡めて書く

特に営業やマーケティングなど、数字で実績が出る職種の人は日本語の職務経歴書に実績を書いているかと思います。英語レジュメでは記載をなるべくコンパクトにしたいので、1つの文章の中に「担当した仕事内容+その仕事内容で達成した実績」を書くようにしましょう。

例えばですが、もし営業のように数字目標がはっきりしている職種なら以下のような感じがいいかと思います:

Aug, 2018 ~ present
Gaishidori inc
Sales group leader

-Won sales staff award in 2019, by adopting MA tool to sales activities and recruiting 30 new customers.
-Manage 3 sales representatives activities and increased revenue as a team by 20%.

事務系の職種なら仕事内容をメインで書いておくようにして、もし作業プロセスを効率化したり改善したようなことがあれば一緒に書き加えるとよいと思います。

なお、業績まで含めて1つの文章にまとめるのが難しい場合は業務内容をまず書いて、その下にAchievement(実績)とタイトルをつけて達成したことを書くのでも問題ありません。
意外とすぐにA41枚は埋まってしまうのでおすすめは業務内容と実績をまとめて書く方ですが、自分の経歴を伝えやすい方法を選ぶようにしましょう。

英語レジュメ記載項目5: 学歴

Educations

最後になりましたが、もう一つ「学歴」も英語レジュメに記載します。基本は大学など最終学歴を、しかも卒業した年だけ書くだけで大丈夫です。ただ最終学歴以外で業務に活かせる内容を学んだことがあれば、その内容も合わせて英語レジュメに書いておきましょう。

外資ドリの場合は自分の職種のアピールに繋がらない専攻なので、レジュメの最後にさらっと卒業した学部を書くのみにしています。

完成したら見直して改善を加えていこう

ここまでで述べてきた内容に気をつけつつ応募書類を作成したら、外資系の転職活動でぜひ使ってみましょう。そして、転職活動をする中で随時内容の見直し・修正をしていくのがおすすめです。

転職エージェントや転職サイトを使って転職活動する時は、外資系企業に応募する前に応募書類を提出。エージェントとの面談やスカウトを受けた際にし応募書類を元にキャリアの説明をする機会があると思います。その際、説明しづらい部分があったとか勘違いされてしまった。アピールしたいものに注目を引けなかったなど、気になったところを修正していきましょう。

また、転職エージェントに登録している場合はエージェントに修正すべき点がないか意見を聞いてみるのもおすすめです。担当アドバイザーがついてくれる所はアドバイザーに相談すれば書類のチェックをしてくれます。営業担当者と直接やりとりするエージェントの場合も、案件紹介を受けた時に経歴のどの部分を特にアピールした方がよいか聞くなどして、応募書類について意見を聞いてみましょう。

アドバイスをもらうには、外資系転職に強い以下の転職エージェントがおすすめです!

リクルートエージェントでは、担当キャリアアドバイザーが応募書類から選考へのアドバイスをしてくれます。また取り扱う外資系求人が多いのもポイント 。

リクルートエージェント

外資系企業とやり取りをするエージェントと直接やり取りできるので、どんな点をアピールすべきか意見をもらい応募企業に合わせた応募書類に調整しやすい。

JACリクルートメント

外資系転職 応募書類作成のポイントまとめ
  • 履歴書はパソコンで書いて、資格欄などで英語力アピールを盛り込もう
  • 職務経歴書は作成ツールやテンプレートを使って作成するのがおすすめ。職務経歴書でも英語力の記載はしておこう
  • 英語レジュメは最後に作成するのがおすすめ。履歴書と職務経歴書の内容を抜粋して英訳をすると作りやすい

外資系企業への転職については、この記事もチェックしよう!

https://gaishidori.com/tenshoku/