日系企業にいると、定年まで勤続させることを強く意識する人が多いであろう40代という年齢。ですが外資系企業では40代でも部門責任者などの管理職やスキル豊富なスペシャリストなどの転職活動が普通に行われています。
外資系企業に強い転職エージェントはいくつかありますが、取り扱う求人には差があり、年齢に合ったエージェントを選ぶのが転職成功のポイント。
40代におすすめの転職エージェントのランキングやその選び方のポイントを紹介するので、それを踏まえ転職活動をするようにしましょう。
40代向け・転職エージェントの選び方
40代ともなると、長年に渡り得てきた業務スキルを生かせる求人や、部門責任者など会社でも重要なポジションなどピンポイントで応募条件がある求人を探せるかが転職活動成功のポイント。
以下を参考に転職エージェントを探してみましょう。
ハイクラス求人を扱っているかをチェック
まず40代の外資系転職でおすすめしたい転職エージェントの選び方は、ハイクラス求人に注力しているかどうかです。
外資系企業では平社員・部下なしの業務担当ポジションでも年収が高めで、俗に言うハイクラス求人である年収600万円を普通に超える求人があります。（もちろんスペシャリストとして、それなりの業務経験やスキルが求められることになりますが・・）
40代で転職する場合、年齢相応の経験やスキルを持っていれば自然とハイクラス求人を狙うこととなると考えられるので、ハイクラス求人を狙って転職活動するのがよいでしょう。
そのため転職エージェントもハイクラス求人を中心に扱うもの、もしくはハイクラスに限って転職支援をしているようなエージェントがおすすめです。
また転職エージェントによっては3ヶ月でサポートを一旦打ち切る制度をとっているところもあるのですが、ハイクラス向け転職エージェントは自分が使ってきた限りでは、3ヶ月と区切らず長期に渡り転職活動のサポートをしてくれます。
40代となると転職失敗したと思っても、すぐ次を探すようなことはやはり難しいので、自分の希望にぴったり合う求人が出てくるまで気長に転職活動を続ける。または条件に合う求人が出てきたら連絡をくれるよう転職エージェントにお願いをしておくという使い方もできるので、ハイクラスに強い転職エージェントを活用するのがおすすめです。
スカウト型サイトも積極的に利用しよう
部門責任者の求人ともなると重要なポジションのため、採用プロセスの中で海外本社メンバーの面接を受ける必要が出てきたりするなど外資系企業の採用担当者も力を入れるもの。
また企業の経営戦略に大きく関わる場合には、採用を秘密裏に進めることもあります。
そのため、マネージャーなどの管理職ポジションでの転職を目指す場合には、企業の採用担当者が求職者に直接アプローチができるLinked Inやビズリーチといったアプリやサイトにも登録しておくとよいです。
スカウトを受けられるようにしておけば、自分の部署の業績が好調だったりする場合にはその評判を知った企業や転職エージェントなどがアプローチを取ってくれる可能性も出てくるかと思います。
職務経歴などをしっかり登録しておき、それを見た先方からのアプローチを待って転職するというヘッドハンティング的な方法で転職するのがマネージャーなどの部門責任者は一番理想的な転職方法かもしれません。
もちろん通常の転職エージェントでも重要ポジションの求人は取り扱っているので、転職エージェントを使っても管理職への転職は十分可能です。
ですがよい求人に出会える可能性を広げるためにも、ぜひLinked Inやビズリーチといったスカウト型の転職サイトにも登録をしておきましょう。
40代向けおすすめ転職サービスランキング
以上で40代で外資系転職したい際に気をつけたい転職エージェントの選び方や転職サイトについて紹介しました。
では、実際にどんな転職エージェントや転職サイトがおすすめなのか？40代におすすめで、外資系企業の転職支援を得意とするエージェントやサイトを選んでランキングにしてみました。
ぜひ以下のおすすめランキングをチェックして、転職活動の参考にしてください！
ビズリーチはハイクラス求人をメインで取り扱う求人サイトで、登録すると転職エージェントや募集企業からスカウトを受信できます。
企業に直接応募しようと思うと通常は、一つ一つ企業をチェックして求人情報を確認しないといけないものの、ビズリーチならば一気に求人検索が可能。給与交渉まで自分でこなせる転職活動に慣れている人にもおすすめです。
無料でも十分、転職活動に活用できますが機能をフルで使うには有料会員になる必要があります。年収が高い人が登録するとハイクラス会員の区分けになり30日5,478円かかるため、長期で転職活動する際にはプラチナスカウトのみ見るようにするなど工夫が必要です。
キャリアカーバーはビズリーチと同様、転職エージェントや企業からのスカウトを受信できる転職サイトです。ビズリーチと違い全ての機能を無料で使うことができます。
条件の合う求人が出てくるまで待つなど、長期戦をする場合にはキャリアカーバーの方が使い勝手がよいかもしれません。
ただし、自分が登録し試したところビズリーチの方が外資系企業の求人を多く扱っているようです。キャリアカーバーでも外資系企業や外資に強い転職エージェントからのスカウトはもらえますが、その点には注意が必要です。
