誰もがCMで一度は見たことがある、転職サイトのビズリーチ。実際の評判は？外資系企業の求人は多いのか？無料でも活用できそうかなど、気になるポイントを登録して試してみました。
ビズリーチが外資系企業への転職に役立つか知りたい人は必見です！
ビズリーチはどんな転職サイトか
ビズリーチは国内最大級の規模を誇る求人サイト。選ばれた人だけのハイクラス転職サイトをうたっており、一般的に年収が高い傾向になる外資系企業への転職にも役立ちそうなコンセプトの求人サイトです。
まずはそもそもビズリーチがどんな転職サイトなのか整理してみましょう。
スカウト型の求人サイト
ビズリーチは会員登録をすると使える求人サイト。求職者がビズリーチに登録すると、企業の人事担当者やヘッドハンターが登録情報を元にスカウトを送ってくれます。
また、登録者がビズリーチ上にある求人や、登録しているヘッドハンターを検索し、応募をするなど登録者からコンタクトをとることもできます。
2〜3ヶ月くらいで集中的に転職活動を行う際だけ場合はもちろんですが、半年以上など、長期でよい求人が出てきた際に転職する「待ち」の転職の際に活用するのもおすすめ。
スカウト待ちのほか、自分の職種に強そうなヘッドハンターを見つけよい案件が出たときの紹介をお願いしておくーという使い方も可能です。
外資系求人も取扱あり
また、ビズリーチの大きな特徴は扱う求人がハイクラス限定であること。扱う公開求人96,000件のうち3分の1以上が年収1,000万円以上のものになっています。
取り扱い求人を掲載する際に審査をし良質な求人を厳選するようにしているためとのことで、管理職・専門職などしっかりとしたスキルが求められる求人の掲載が確かに多いです。
また、英語を使えるグローバル人材が必要な求人も対象に含まれるため、外資系企業の求人も多く取り扱っています。
ばれるのが心配な人に、企業ブロック設定
企業から直接スカウトが来るということは、企業が求職者のレジュメなどの情報が見れるということ。登録すると転職活動をしているのがばれるのでは？と心配になるかもしれませんが、ビズリーチにはレジュメを特定の企業が見れないようにする「企業ブロック」機能があります。
設定方法もアカウントページから企業ブロック設定を選び、レジュメを非公開にしたい会社を企業名で検索し追加するだけと簡単。
しかもアカウント作成が終わってからすぐに設定可能です。
また、ブロックしていない企業の人事担当者やヘッドハンターは登録情報を見ることができるものの、登録者の実名は隠されたまま。
転職活動していることがばれることがないよう配慮されているので安心して使えます。
評判のよいヘッドハンターを探せる
ビズリーチでは求人と同様にヘッドハンターを検索もできます。登録ヘッドハンターはいずれもビズリーチで審査された方だけとビズリーチの質にこだわる方針がこちらにも採用されています。
審査を通過したヘッドハンターから得意とする業種や職種を元に自分のキャリアに強い人を探すことができるのは勿論ですが、ビズリーチではさらに成約数や保有求人数を元にヘッドハンターをスコアづけしそのランクを公開。その評価の高いヘッドハンターに限って検索することもできます。
また毎年「ヘッドハンター大賞」という表彰を実施しており、上記のスコアが評判のよいヘッドハンターや、会員の満足度が高かったヘッドハンターを表彰。会員満足度の高い、評判の良いヘッドハンターを探すということもできます。
一部の機能は有料になっている
以上のような特徴があるビズリーチですが、残念ながら一部機能は有料。サイト内で料金を払いプレミアムステージにアップグレードすることで有料機能を使うことができるようになります。
通常のスカウトや検索機能を使うには求人の社名が見れなかったりするため、集中して転職活動をしたいときは有料機能を使うのがよさそうです。
ただ、スカウトの中でも企業やヘッドハンターがぜひ見て欲しい人に送る・合格可能性の高いプラチナスカウトの閲覧は無料会員でも可能。「待ち」の転職活動に使うには無料の範囲でも利用価値が高いと思います。
なおプレミアムステージは会員属性により1ヶ月3,278円か5,478円のどちらか。1ヶ月のみグレードアップし翌月からは無料会員に戻るということもできます。登録した時にお試しチケットがついてきたり、キャンペーンにより1ヶ月アップグレードできるチケットを無料で入手できることもあります。直近では求人の多い1月にも使えるタイミングでチケットプレゼントのキャンペーンが実施されました。
まずは登録しておき、ここぞというときにアップグレードしたりキャンペーンチケットを上手に活用することもおすすめです。
ビズリーチの評判はどう？
ビズリーチに登録する前は有料で使うか決める際にも気になる、その評判。
実際に登録し使って見た感想のほかに、ビズリーチ公式サイトで紹介されている体験談もチェックして評判を探ってみました。
30代・外資社員が実際に登録してみた
まずは、ハイクラス求人を対象にしているならビズリーチには外資系企業の求人もあるだろうとの予想のもと、外資ドリも実際に登録してみました。
今は無料会員として登録していますが、無料でも内容確認・返信ができるプラチナスカウトも、ヘッドハンターだけでなく企業からも何通か届きました。またビズリーチに新規登録したときや時折行われるキャンペーンで有料機能が一定期間使えるチケットがもらえるので有料機能も試すことができます。
またスカウト型の転職サイトとして良い点と感じたのは、ヘッドハンターが選べること。ヘッドハンターは転職エージェントでコンサルタントをしている人が登録している場合が多いので、面談すると紹介案件に応募しつつ結局のところ転職エージェントに登録することになります。ただ、ビズリーチでコンタクトをとれば得意な分野やランクが高いコンサルタントにピンポイントで担当してもらうことが可能。
もちろん転職エージェントに登録し業界に強いコンサルタントに求人紹介してもらうこともかのうですが、評価ランクの高い人を選んで面談をしていくのはビズリーチだからこそできることだと思います。
転職体験談から見る評判
ビズリーチ公式サイトには転職成功談が数多く紹介されています。もちろん成功した場合・サイトへの掲載許可を転職者が出したもののみなのであくまで一例としてみるべきですが、ハイクラス転職のメインである30代や40代、50代だけでなく20代の例までカバー。それぞれ業界ごとに見ることもでき自分の属性にあった転職例を探すことが可能です。
2〜3ヶ月で転職活動を終えた人から半年以上じっくりと取り組んだ人まで、様々なケースが紹介されていますが、自分のスキルや希望が固まっている人は希望分野に強いヘッドハンターや条件にあう求人をピンポイントで探し出した上で転職。
条件が細部まで絞り込めていない人については、ヘッドハンターに会ってキャリアや希望の整理をした上で転職に成功しているようです。30人以上のヘッドハンターと面談したという例もいくつかありました。
転職成功談を見る限り、自分の転職活動に必要なサポートが受けられるヘッドハンターや、希望条件に合う求人をサイトの機能をうまく使って探し出すか、自分の転職条件を整理できるまで辛抱強く求人検索やヘッドハンターの面談をするか。
ビズリーチでその人にあった転職活動の進め方ができるの特徴をうまく活かし活動した人の満足度は高いように見受けられました。
ビズリーチが外資系企業におすすめなポイント
では、ビズリーチがどんな求人サイトかとその評判も紹介したところで、外資系企業への転職活動に使えそうか実際登録して試した結果を紹介したいと思います。
英語使用や外資系を希望できる
ビズリーチでは職務経歴を登録しておきヘッドハンターや企業からのスカウトを待てるのが大きな特徴ですが、希望条件も合わせて登録が可能。
希望業種や職種に加え、「グローバル事業に関わりたい」「英語を活用したい」と登録しておくことができます。
少し条件が違ってもスカウトが届くことはありますが、上記の登録をしておけば外資系企業や外資系の求人を保有しているヘッドハンターからも声をかけてもらえたので、外資系企業への転職でもビズリーチは役に立つと感じました。
また、求人検索をする際にも「外資系」「英語」などを条件にして検索できるので、サイト内で求人を探す際も外資系企業の転職求人をピンポイントで検索もできます。
年収・キャリアアップを狙いやすい
外資系企業に勤めていると、転職でキャリアや待遇アップを測る。外資系企業の求人を探す方法は他にもありますが、スキルやキャリアを活かせるような中堅どころの求人・管理職やリーダークラスに絞って探すにはビズリーチがよいと感じました。
ハイクラス限定ということもあり、外資系の求人では年収レンジが500万や600万円からの求人が殆どの様子。この年収かそれ以上の範囲を狙えるようであれば、自分のキャリアアップに繋がる求人だけを探すには便利と思います。
逆に言うとアシスタントやエントリーレベルの外資系企業求人は多くないです。そういった求人を探したい場合はリクルートエージェントなどの、幅広く外資系企業の求人を取り扱う転職エージェントに登録した方がよいかもしれません。
高年収を狙える人・スカウトを待ちつつ長期活動したい人、納得いくまで色々な転職エージェントと面談をしたいと言う人はぜひビスリーチに登録してみましょう。
