外資系企業に転職活動をしていると、面接が英語で行われることが度々あります。ただでさえ緊張する面接を英語でとなると聞くだけで嫌になる人も多いのでは?外資ドリも未だにそうなのですが、英語が苦手でも英語面接を乗り切るためにはどうするか?実体験をもとにオススメの対策方法を紹介します。
英語面接で話す内容を準備する
外資ドリもそうですが留学なしで英語を話し慣れていない・英語に自信がない人の場合は英語のスピーキングが一番ネックになるはず。それがましてや、面接なんて緊張する場面になったらスラスラ言葉が出てくることなんてありません。
そこで、まずは面接でよく聞かれることに答える内容を準備することから始めるのがおすすめです。以下の方法で、メモをとったり口にだしたりしながら自分の経歴などについて話す内容を考えてみよう。
職務内容の説明は英語レジュメを元にする
英語になったとは言え、外資系転職の面接で話すことのメインは自分の職務経験や実績など職務経歴書など応募書類を準備した際に振り返った内容になります。かつ、特に英語面接があるような求人では、まず英語レジュメの提出を求められるはず。せっかく自分の経歴を英語でまとめた資料があるのに利用しない手はありません。
そこで、英語レジュメを使い倒して英語面接の対策をするのがおすすめです。外資ドリが英語面接の準備をした際はレジュメを使って2つの練習をしました。
- 英語レジュメの業務内容を読み上げる
まず英語レジュメで最初に練習したらいいと思うのが、レジュメを音読できるようにすることです。レジュメの中で業務説明するために使った単語すべて正しく読めるか。自分の挙げた成果の数字など読み上げられるかチェックしてみましょう。
英語レジュメを準備する際わからない単語を調べながら書いたという人は発音できるかの他に単語のきちんと理解できているかも確認しておきましょう。 - 英語レジュメの”一つのまとまり”をスムーズに説明できるようにする
レジュメを読み上げての発音などのチェックをしてみたら、ストーリー仕立てで説明する練習をしてみましょう。
というのも、英語レジュメは1文づつ箇条書きになっているので実際の英語面接で説明する際は箇条書きになっている内容をつなげて説明する必要が出てくるからです。
所属会社では何を担当しているのか?どんな業務を担当したことがあるのか?など担当業務を聞かれたと想定して、所属会社ごと・経験業務ごとに口頭で説明してみよう。
実際に口頭で説明しようとすると、どう繋げて説明するべきかなど迷うことが結構多いと気づくはず。どう話を組み立てれば英語で説明できそうか説明する流れを考えたり、自分の業務説明に使いたい表現を調べながら練習してみよう。
自己紹介の内容をスラスラ言えるまで練習する
自分の経験業務を業務ごとに一通り説明できるようになったら、次に自己紹介の話し方を練習しましょう。転職活動の面接でする自己紹介は自分の名前からや挨拶から始まり、どんな会社でどんな仕事をしてきたか経歴全体をざっと説明するものです。
英語レジュメを元にした業務説明と同じ要領で自分の経歴全体を口頭で説明してみて、無駄な部分を省いていき1分ほどで経歴や今後の希望まで説明できるようにしましょう。
面接の最初にまず自己紹介をするようお願いされることがほとんどだと思いますので、1メモなど見ずに自己紹介できるまで繰り返しましょう。
面接の始まりで喋ることになるので、自己紹介は緊張してても言えると自信が出るまで練習しておくのがオススメです!
よくある面接の質問の答えを英語で用意する
業務内容の説明と自己紹介を抑えればメインで話すことはカバーできますが、そのほか、志望動機や一番成功した経験などよく聞かれる面接の質問についても英語で答える練習をしておきましょう。案外「自分の強み」や「一番成功した経験」など、日本の面接でもよく聞かれることが英語面接でも聞かれたりします。
答えを丸暗記する必要はないけれど、面接時にいい言葉が出てこなくて喋れない、なんてことがないように答えるのに役立ちそうな単語は覚えるようにしておこう。
よくある質問は面接対策の本や外資系転職にも力を入れている転職エージェントのサイトにあるコラムなどを見てみるといいよ。
参考にすることができる。CDつきなので発音練習にも!
まずは日本語でよくある質問を見てみたい場合は転職情報が載っているサイトを見るのがおすすめ。
doda
面接対策のコンテンツが豊富なほか、会員登録すると自分の長所を考えるのに役立つツールも使えるのでおすすめ。
ロバートウォルターズ
外資系でよくある質問を見るにはロバートウォルターズのサイトもおすすめ。
実践練習をしてみよう
ここまでの準備まですませれば、話す内容についてはほぼほぼ網羅できていると思います。あとは自分で話す練習を続けるのも十分よいと思うのですが、英語ネイティブや英語に慣れている人相手に話してきちんと伝わっているか確認をしたりフィードバックをもらうようにするとさらに安心です。
ぜひ、以下に紹介するような方法で実践練習をしておきましょう。自分1人では気づかない点を指摘してもらえたり考えた内容で実際に伝わるかもチェックできるので、やはり実際に英語を話す人と練習をしてみるのがおすすめです。
ビジネス英会話スクールで面接対策レッスンを受ける
ビジネス英会話のスクールでは、面接対策に特化したレッスンを提供しているところがあります。そろそろ面接に進めそう・・となったら、面接対策のレッスンを受けておくのがおすすめです。
講師から見た自分の印象をフィードバックしてもらえたり、話す内容についてもレクチャーをしてもらえるので、面接の対策をきっちりしておきたい場合はオンライン英会話を利用するのがよいでしょう、
オンライン英会話なら実際の面接に近い状態で練習ができて、かつこうした方がよいというフィードバックももらえます!
転職活動に加えて英会話レッスンを受ける時間まで確保するのは難しい・・という場合は、転職エージェントへの登録などを英語でやり取りして英語面接の前に実践しておくのがおすすめ。
転職エージェントを活用する
また、ある程度自分で練習はしたけれど答える内容が不安・・という場合は、転職エージェントに相談するのもよいでしょう。以前はどうだったか・また企業の社風を踏まえてアグレッシブな人の方がいいとかアドバイスをもらえます。
担当エージェントが英語も話せる人の場合は、面談を英語で行うようお願いしたりやり取りを英語で行うようにしてもよいでしょう。英語で経歴や希望を伝えることで少しづつ練習することもできます。
しっかり対策するなら面接対策レッスンを受けるのがやはりおすすめだけど、英語面接の前に経歴を英語で説明するのに徐々に慣れていけるので、こちらもおすすめです。